話しは無限大へ

メビウスの輪から連想して話しは無限大へと広がる…
あなたは次の計算の答えが解りますか?

 ∞ − ∞ = ?

勿論、ゼロではありません。
この計算式を解くためには、無限大の性質を知る必要があります。

無限大とはどんな数よりも大きな数です。
ただし、数といいながら、実際の値をもちません。
実際の値をもったとたんに、その数プラス1が存在してしまうので
無限大と呼べなくなってしまうからです。
ちょっとややこしいのが、この概念を表す記号が存在することです。
そしてこの記号は数式で使えちゃったりするのです。

無限大の性質

どんな数値を足しても無限大となる。
これって感覚的に理解できますね。数式で書くとこうなります。

 ∞ + 1 = ∞  ……(1)

 ∞ + 2 = ∞  ……(2)

 ∞ + 3 = ∞  ……(3)

ちょっと式をいじります。
(1)の式の+1を移項して

 ∞ = ∞ − 1 

で、左右を入替えて
 ∞ − 1 = ∞  

この式は、1の時だけでなく、2でも、3でも成り立ちます。
つまり、無限大からどんな数値を引いても無限大となるのです。

おつぎは(1)〜(3)の左辺の無限大を移項します。

 1 = ∞ − ∞  
 
 2 = ∞ − ∞  

 3 = ∞ − ∞ 

左右を入替えて
  ∞ − ∞ = 1  

  ∞ − ∞ = 2  

  ∞ − ∞ = 3  

同じ、∞ − ∞ でも、様々な答え(全ての答え)が成り立ちます。
それこそ、無限に答えがあるのです。
はじめの質問の答えは一義的には決まらないのです。
簡単に言えば解なしです。

掛け算や割り算はどうでしょう。さあみんなで考えよう。

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