ハッブル宇宙望遠鏡

大気の揺らぎがなければもっと遠くまではっきり見ることができる。
たとえば、20km離れた場所の新聞の題字が読めるように…。
これが宇宙望遠鏡の思想。
要は人工衛星がまるまる1つの巨大な望遠鏡となったようなシロモノです。

ハッブル宇宙望遠鏡とはよくぞ名付けたものですね。
いまや常識となった「膨張する宇宙」を観測によって証明した天文学者にあやかった名前です。
簡単に言うと、真実は観測によって見出されるってこと。
別の言い方をすれば”観測は力なり”って思想かな。

膨張する宇宙といえば、その数式的根拠となったのはアインシュタインの相対性理論。
でも彼は静止している宇宙を主張しつづけましたね。
後の彼が言うように、この主張は「人生最大の不覚」だったようです。
アインシュタインって頑固ですね。このほかにも”God does not play dice”なんかが有名。

閑話休題。
そんな名を冠したハッブル宇宙望遠鏡。
ガリレオの望遠鏡以来最大の功績と称えられながらも、実はご難続き。
1986年に宇宙へ打ち上げられる予定でしたが、スペースシャトルのあの爆発事故のため延期。
11トンものペイロードを打ち上げるのはやっぱシャトルしかないでしょ。
というわけで、4年間出番を待ちつづけて、やっと1990年に打ち上げ成功。

しかしながら、ハッブルから初めて送られてきた映像はまったく焦点があっていませんでした。
世界の科学者は失望を禁じ得ません。人呼んで世界最大のピンぼけです。
このほかにも、太陽電池の障害やらなにやらで、さまざまな修理が必要でした。
修理が必要といっても人工衛星です。そう簡単に直せるわけではありません。

実際には、1993年のシャトルの船外活動が最初で最後のチャンスでした。
5日間で11の修繕ミッションをこなし、無事ハッブルの修復に成功しました。
この出来事はNASAでも、屈指の”ミラクル”に数えられるそうです。
その後は宇宙のさまざまな映像を送りつづけてきたハッブルですが、
ここへきて最大の、そして最後のトラブルが待っていました。

老朽化をメンテナンスする予算がおりないのです。
ハッブルはバッテリーが尽きて、海へ落ちるのをただ待つ身となってしまったのです。
とはいいながら、ハッブルの後継者ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡ってのが用意されているようです。
ところでジェイムズ・ウェッブって誰?
James Edwin Webb NASAの第2代長官だって。

因みにNASAとNASDA似て非なるもの。
National Aeronautics and Space Administration
NAtional Space Development Agency of Japan

関連リンクじゃ
http://hubblesite.org/gallery/wallpaper/

http://heritage.stsci.edu/gallery/gallery.html

http://astro.ysc.go.jp/izumo/uchu.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%96%E3%83%AB%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1

« あみだくじ | メイン | USBメモリを買いました »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.xillion.net/mova/mt-tb.cgi/155

コメントを投稿